事業紹介
かものはしプロジェクトは、2002年に「子どもが売られてしまう問題(児童買春)」を解決するためにカンボジアで活動をスタートしました。2012年からは、インドでの人身売買問題を解決するために活動をはじめ、2019年からは日本の児童虐待問題にも取り組んでいます。 カンボジアでは、最貧困家庭の暮らしを守るコミュニティファクトリー事業や孤児院支援、警察支援を通し、問題解決の道筋をつくる活動をしてきました。そして、2018年にカンボジア事業の終了と独立を実現しました。 インドでは、2012年から「人身売買」問題を解決するために活動を続けています。サバイバー(人身売買の被害を生き抜いた人)が自分の人生を取り戻し、社会を変えるリーダーへと成長することに寄り添う「リーダーシップネクスト事業」と人身売買ビジネスが成り立たないように、社会の仕組みを変える「タフティーシュ事業」の2つを柱として、現地パートナー団体を通じて支援しています。 日本では、2019年から子どもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくるために、孤立しがちな妊産婦の支援、児童養護施設などを出た若者の巣立ちの応援に取り組んでいます。 2022年には「尊厳」を中心に据えた新しいミッションを掲げて、インドと日本での活動を続けています。
ゼミへの参加の動機
以前から山崎さんに組織経営について相談にのっていただいており、山崎さんがこれまでの経験からの学びをまとめて教えてくださるゼミを始めると聞き、「これは参加せねば!」と思い参加しました。
ゼミで得られたこと
私自身が海外の子ども支援の団体を運営していたのですが、ゼミが始まる時期に、丁度日本国内での支援を立ち上げようともがいている時期でした。そのため、新規事業の立ち上げのために、改めて経営に必要な知識を山崎さんからインプットしていただき、さらには一緒に学ぶ仲間と共に、議論しながら深められたことがとても良かったです。