事業紹介
「みんなみんなみんな咲け」という願いを込めたスローガンを掲げ、人を咲かせる花屋”ローランズ”を運営。従業員80名のうち55名が障害や難病と向き合って働いており、ギフトやブライダル装花、空間緑化などを通じて、誰もが咲けることを社会に伝えている。また、花屋の領域を越えた取り組みとして、日本の障害者雇用が前進するよう、特に課題となっている中小企業が複数社でスクラムを組んで雇用を促進させる「ウィズダイバーシティプロジェクト」を日本初のLLPとしてスタート。現在日本最大数となる13社の中小企業とスクラムを組み、雇用に必要な役割を分担することで21名の新規雇用を創出しており、新しい雇用の形として注目を集めている。
ゼミへの参加の動機
今までは、その時その時の困っている人や企業の課題に対して熱量で事業を作ってきましたため、今まで事業計画書を作成したことがなかったのですが、従業員数も増えてきた中で「道標」を作っていきたいと思いまずは事業計画の作り方について学びたくゼミに参加させて頂きました。
ゼミで得られたこと
10億円の事業計画を作り始めた時、数字を積み上げだけに目が入ってしまい10億を目指すことには興味が湧かず、「今の事業規模のままで質を上げることに拘る形でも良いのではないか」と考えました。1回目の事業計画書発表では主催のお二人から辛口のコメントを頂き、江口さんからは「これからはマインド、言葉の使い方を変えなくてはならない」と言って頂き、事業作りに自信のなさが言葉に出てしまっているワードを裏返して、前向きな言葉に変えていきました。何度も手が止まりそうになった時に、山崎さんから「10億円を目指さなかったとしても、まずは作ってみる」という言葉で、まずは作り切るのだとスライドを作り切ることができました。作成の過程で、ローランズの事業がこれまで咲かせてきた人の数を数えていくと、たくさんの人たちの笑顔が見えて、嬉しくなりました。遠くにいるもっと多くの人にメッセージや事業を届け、今社会課題の渦中にいる人の役に立ちたいと思うようになりました。ゼミのアーカイブ動画を見直したり、参考企業の成長可能性資料を参考にしてみたり、自分なりの精一杯で事業計画を作り切れたことで、「自信を持って事業を前進させていきたい」と思えるようになっていました。自信がなくなっていた自身の背を押してもらい、マインドを変えてもらい、未来を楽しみにさせてくれたゼミです。ありがとうございました!